ベニワレンとは?
モロッコ北部のタザという街の近く、アトラス山脈中部に住むベルベル人のベニワレン族が織る絨毯のことです。
この地方の羊は毛足が長く、モロッコで最も質の良い羊毛がとれるため、柔らかく暖かな絨毯が織られるようになりました。もともと、ベニワレンは、お祝い事の贈り物や、嫁入り道具として使われていました。
織り方は?
ベニワレンは刈り取った羊毛を洗い、紡いで糸にする作業から始まります。
かつて、白糸は白い羊、黒糸は黒い羊の毛を使用していましたが、現在は白い糸を黒く染めて使用しています。
糸ができたら、木枠に裏地用の糸を通し、羊毛を2cmほどの厚みになるように結んでいきます。
片側だけフリンジがつく「モノフリンジ」はベニワレンの伝統的なスタイルです。
絨毯を織ることは女性の役目で、家事の合間に作業するため、150×200cmのラグサイズで製作期間は約2ヶ月。
手作業で行われるため、すべて一点物です。
菱形は「家を守る」と言った意味が込められています。
ひとつひとつハンドメイドのため、同じものは存在しません。
スペック
[たて] 121cm(フリンジ含まず)
[よこ] 67cm
[素材] Wool
[産地] Morocco
<注意点>
・画面上と実物では多少色味が異なって見える場合があります。
・サイズは真ん中で測っています。ハンドメイドのため測る場所によって誤差が生じます。
・羊毛のにおいが多少気になるかもしれませんが、使っているうちに薄れていきます。
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