ギャッベとは
 






 

イランの南西部の遊牧民(カシュガイ族)が織っている手織り絨毯のことです。



ギャッベは、ペルシャ語で『目が粗い』とか『ざっくりとした』という意味があり



他の絨毯に比べ、毛足が長く厚みがあり、もともと布団として使われていたため、



手触りはフカフカしているのが特徴です。

 



 


もくじ



1.どんな人が織ってるの?



2. Made in イラン



3.丈夫なんです!!だから、ラフに使えるんです!!



4.でも、やっぱりデザインでしょ!!

 







1.どんな人が織ってるの?
 









カシュガイ族という遊牧民の女性が織っています。



カシュガイ族は、主にイラン南西部のシラーズ周囲に住んでおり、

冬はペルシャ湾の近くの牧草地で、夏になると標高2000mを超えるザグロス山脈まで

約300kmを3週間かけて歩き、年に2回移動します。



ウールの丸い帽子をかぶった男性や鮮やかな衣服を羽織った女性たちが、

犬やロバ・馬の助けを借りて羊とヤギの群れ1000頭以上を連れて

新しいキャンプ場へ一緒に移動します。



彼らの住居であるテントは、ヤギの毛から作られています。



テントの下にはギャッベを敷き詰めて、その上で生活をしています。



カシュガイ族の女性は小さい頃からギャッベの上で育ち、

お母さんに織り方を教えてもらい、結婚の際にはお母さんに手伝ってもらいながら

2〜3枚織って嫁入り道具として持っていきます。



このカシュガイ族の織りの技術が2010年にユネスコ世界無形文化遺産に認定されました。



実はこの洋服、普段も着ているんです。


彼女たちは遊牧民なので、自分のお気に入りの洋服・アクセサリーは常に身につけています。

日本人みたいに大切なものはタンスの中に入れっぱなしっていうことはありません。



だから、すごくキラキラしています。



でも現在は、このような洋服のカシュガイ族は減っています。

遊牧民も街で生活するようになり、いろんな服装をする人が増えました。



キラキラした洋服は結婚式やお祝いの時に着る事が多いのです。



日本の着物みたですね。








2. Made in イラン
 









ギャッベはイランのカシュガイ族という民族が織っている伝統的な手織り絨緞です。



 しかし、「インド製」「中国製」などのイラン製ではないギャッベもあります。

いわゆる「インド製」「中国製」などの絨毯は“手織り”ではなく、機械で織られていて、化学染料を使用し草木染めではありません。

ギャッベの柄を似せて作られているだけで、根本的に異った絨毯です。

 

ですので、比較的価格が安いものが多いです。



インドや中国でも色々な絨毯・ラグを作っていますし、全て品質が悪いというわけではありませんが、

「ギャッベ」に関しては、イランのカシュガイ族が織ったものをオススメします。








3.丈夫なんです!!だから、ラフに使えるんです!!
 









全てハンドメイドで、たて糸に1本1本結んで作られているので、すごく強度があります。



ネコに引っかかれても破れることはありません!




また、ウール100%で羊毛に含まれる油分が汚れを弾いてくれるので、

何かをこぼしても・ペットにオシッコをされても、すぐに拭き取れば綺麗になります。



それぐらい汚れにくいのです。



日本では土足で生活をしないため、ギャッベの寿命は約100年と言われています。

自分で使い、子供・孫へと受け継げる絨毯なんです。



「お手入れが大変そう!」と思われるかもしれませんが、ご安心下さい。



基本の手入れは掃除機がけだけで大丈夫です。

ギャッベには毛の流れがあり、目も詰まっているので、ゴミが付着しても中まで入らず表面でストップします。


だから、簡単にお手入れができ、気兼ねなくラフにお使いいただけるんです。








4.でも、やっぱりデザインでしょ!!
 









上記でいろいろと品質についてお伝えしましたが、

1番の魅力は何と言っても、「品質よりデザイン」だと私は思っています。



1つ1つハンドメイドで、ラフ図もなく織り子さんの感性で織られているので

1枚も同じモノがなく、どのギャッベもアート性があり、面白みがあります。



カシュガイ族の女性が家族や仲間の健康や幸せを願い織られるデザイン。



自由な発想や豊かな表現力こそが魅力だと感じています。







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